- 便が細い、1㎝ほどしかない、
残便感がある - 便が細くなる原因
- 便が細くなる可能性のある
疾患・原因 - 更年時期に便が細くなりやすい!?
- 便が細い、残便感のある方へ
行う検査 - 便が細くなった・残便感があると
お悩みの方は当院へご相談を
便が細い、
1㎝ほどしかない、
残便感がある
便は出るが以前より細くなった気がする、直径が1cmくらいしかない、便意があってトイレに行くが排便後もスッキリしない…。そういった状態が続く場合には、大腸で何らかの異常が起こっている可能性があります。
通常、便は直径が3~4cmほどありますが、これに満たない状態が治らない場合には、一度当院にご相談ください。症状を詳しくお伺いし、必要に応じて、大腸カメラ検査などの検査を行います。
通常、便は直径が3~4cmほどありますが、これに満たない状態が治らない場合には、一度当院にご相談ください。症状を詳しくお伺いし、必要に応じて、大腸カメラ検査などの検査を行います。
便が細くなる原因
そもそも、便が細くなるのはなぜでしょうか。その原因には、以下のようなものがあります。
腸の一部が狭くなった
大腸ポリープや大腸がんが生じたことで腸の一部が狭くなり、そこを通る便が細くなってしまうことがあります。
その他、大腸憩室炎、虚血性腸炎を繰り返し、それが治る過程で腸が狭くなることもあります。
血便を伴ったり、便潜血検査で陽性が出る場合には、特に注意が必要です。
便がやわらかい
水分の摂り過ぎ、腸の働きの低下あるいは過活動などにより便がやわらかいと、排便時に肛門の力に負け、便が細く絞り出されます。
水分の摂り過ぎであればその改善によって便の状態も元に戻りますが、気をつけても改善しない場合には、何らかの疾患が原因になっている可能性が高くなります。
切れ痔
切れ痔によって、肛門が狭くなり、便が細くなることがあります。少量の出血、肛門の痛みなどの症状を伴います。
便が細くなる可能性の
ある疾患・原因
便が細い状態が続く場合には、以下のような疾患を疑い、診察・検査を行います。
大腸がん
食生活の乱れや飲酒・喫煙、遺伝、肥満などを原因として発症します。
ある程度進行すると、便が細くなる、下痢、便秘、残便感、腹部膨満感、体重減少などの症状が見られるようになります。
過敏性腸症候群
腹痛とともに下痢や便秘が続く病気です。検査を行っても器質的な問題は認められません。
下痢型・便秘型・混合型に分けられ、混合型は下痢と便秘を交互に繰り返します。その他の症状として、便が細くなる、残便感、体重減少などが見られます。
更年時期に便が
細くなりやすい!?
排便を促す筋肉も、加齢とともに徐々に衰えていきます。そのため一般に、年齢を重ねるほど便は細くなりやすい、残便感が残りやすいということが言えます。
特に女性の場合は、閉経を境にエストロゲンの量が急激に減少することから、自律神経のバランスが乱され、下痢・便秘・便が細くなる・残便感などの便に関わる症状が現れやすくなると言われています。
特に女性の場合は、閉経を境にエストロゲンの量が急激に減少することから、自律神経のバランスが乱され、下痢・便秘・便が細くなる・残便感などの便に関わる症状が現れやすくなると言われています。
便が細い、残便感の
ある方へ行う検査
症状や生活習慣、既往歴、服用中の薬などについてお伺いしたのち、必要に応じて以下のような検査を行います。
腹部レントゲン
主に、腸閉塞が疑われる場合に行う検査です。
腸閉塞が認められた場合には、大腸カメラ検査の際の下剤によって症状が悪化するおそれがあるため、提携する病院をご紹介させていただきます。
大腸カメラ検査
(大腸内視鏡検査)
腹部レントゲン検査で腸閉塞などの異常がない場合には、大腸カメラ検査を行います。
大腸がんや大腸ポリープ、炎症性腸疾患を早期に発見することができます。また、がん化するおそれのあるポリープをその場で切除することも可能です。
大腸がんや大腸ポリープ、炎症性腸疾患を早期に発見することができます。また、がん化するおそれのあるポリープをその場で切除することも可能です。
便が細くなった・
残便感があると
お悩みの方は当院へご相談を
便が細くなったり、残便感があるからといって、必ず大腸がんなどの重大な病気であるとは限りません。しかし実際に、これらの症状が気になって検査を受けたら大腸がんが発見された、というケースは存在し、またその数も少なくありません。
他の症状にも言えることですが、症状に気づいた時には、必ずその原因を明らかにしておきましょう。当院では、丁寧な問診の上、必要に応じて腹部レントゲン検査、大腸カメラ検査を行います。大腸カメラ検査においては、苦痛を最小限に抑えられる検査体制を整えておりますので、どうぞ安心してご相談ください。
他の症状にも言えることですが、症状に気づいた時には、必ずその原因を明らかにしておきましょう。当院では、丁寧な問診の上、必要に応じて腹部レントゲン検査、大腸カメラ検査を行います。大腸カメラ検査においては、苦痛を最小限に抑えられる検査体制を整えておりますので、どうぞ安心してご相談ください。